〇食卓にぎやかに満喫するざるうどん
麺料理は、調理の手軽さだけでなく、その種類や食べ方も様々。調理の仕方で食感が変化したり、盛りつけやしつらえで、気分も変わります。
これからしばらく続く夏、気候がダイレクトに食欲に影響する季節。「麺ばかり…」ではなく、こんな麺の食べ方もある、といった具合に、好みの麺(麺の種類、調理方法、食べ方、食感、盛りつけ、しつらえ)との出合いを楽しみ味わって、長い夏を元気に過ごしていきましょう。
さっぱりだけどたっぷり!
ごちそうねばとろ月見そば

暑い夏でも、あっさり食べられるのがうれしい、ねばとろ月見そば。白いふわふわのとろろに、切り口が花のようで楽しげなオクラ、そしてねばねばの納豆。真ん中には、つややかな卵黄が添えられて、見た目にも食欲をそそります。そっと卵黄を割って、少し豪快に絡めていただくと、よりまろやかに、とろっとした食感が味わえて、箸もすすみますよ。
白い器はもちろん、季節らしいさわやかなターコイズの器に盛りつけたら、食卓は一段と夏の装いに。季節の軽やかさに合わせて、お気に入りの器で、ごちそうのひと皿を楽しみませんか?
・信楽焼 平鉢 白
・信楽焼 平鉢 トルコ釉
気分は夏祭り
焼きそばとビールで乾杯!
食欲そそるエスニック
キリっと冷えた白ワインにパッタイを

夏になると無性に食べたくなるエスニック料理。その定番パッタイ。自宅で作るのはハードルが高そうですが、麺をビーフンに変えるだけで、ぐっと手軽に楽しめます。鼻をくすぐるナンプラーの香り、パクチーやライムのさわやかな風味に食欲をそそられます。
そんなパッタイは、キリッと冷えた白ワインのおつまみにもぴったり。ガラスの器やラタンのマットをしつらえに使うと、軽やかなエスニックの雰囲気に。休日の昼下がり、旅気分でのんびり贅沢に過ごすランチは格別です。
夏の疲れを癒してくれる
やさしいにゅう麺

厳しい暑さが続く夏は、つい、冷たいものを摂りすぎたり、暑さで食欲がなくなったりすることもしばしば。そんな時こそ、だしの風味豊かな温かいにゅうめんが、体に優しく染み渡り、心まで安らぎます。やわらかな食感とだしの香りが心地よく、するっとした喉越しは、厳しい夏の日にご褒美のよう。疲れたときには、欠かせない麺の一品です。
・波佐見焼 ヘリンボーン小どんぶり 赤

つぶつぶの食感とほのかな甘みがおいしい、とうもろこしのおにぎり。その佇まいのかわいさに、思わず微笑んでしまいそう。小さなどんぶり一杯のにゅうめんと、ふっくら季節のおにぎりの組み合わせで、ほっと、やさしい食事の時間を与えてくれます。
あれもこれも
麺をとことん楽しみたい!

シンプルに麺を満喫するざるうどん。夏の王道の食べ方だけど、せっかくなら、もっとおいしくいただきたいもの。
そんな麺の食卓に欠かせないのは、かき揚げ。かき揚げは、何種類かの具材が混ざり合って、食べるのが楽しい料理。もちもちのうどんとサクサクのかき揚げで食感の変化も楽しく、口の中もにぎやかに。他にも、季節の野菜や豆腐を使って、さっぱりといただけるおかずをいくつか用意しましょう。麺をもっとおいしくいただけます。
・網付き リムトレー 黒
・網付き リムトレー ミニ
〇薬味香るさっぱり夏の素麺定食

冷たい水できゅっとしめた、繊細で真っ白なそうめんは、見た目にも、涼し気に夏の食卓を飾ります。
食卓を大きく自由に使うのはもちろん、定食のしつらえもまた、そのにぎやかさにわくわくします。夏の香味や小さなおかずを、好きな器を選んで盛りつけて、ちょっとずつをいろいろ楽しみましょう。
ゆであがったそうめんは、手早く流水で冷やし、もみ洗いしてぬめりをしっかりと落としましょう。そうめんの味がしまり、つゆやたれがぐんとなじみやすくなりますよ。
・木瓜皿 瑠璃
・竹すのこ 小
・手描きぶどう カップ
・布貼り角箸 黒