季節の恵みあふれる
とっておきのおかず
まだまだ厳しい暑さが残る時期でも、旬の食材が店頭に並び始めると、少しずつ秋の訪れを感じられますよね。
新米をはじめ、魚や根菜、きのこなど、たくさんの食材が旬を迎えるこの時期は、料理を作るのも、食べるのも、一年で最も楽しい季節です。
料理や器、しつらえを通して、そんな実りの秋を、たっぷりと、味わい尽くしませんか。
〇シンプルな調理で旬を味わう
「秋鮭のみそ漬け焼き」

旬を迎えた秋鮭は、身がきゅっと引き締まって、さっぱりとした味わいが特徴です。そんな秋鮭には、しっかりと味をしみ込ませたみそ漬け焼きがおすすめです。
調理も手軽で、簡単においしく仕上がります。
しっかりと漬かった鮭は、オレンジの色濃く焼きあがり、器によく映え秋らしさを運びます。
・十草鉢 黒

少ない材料で手軽にできる漬け置き。時間のある時に漬け込んで、あとは焼くだけ。調理もとても気楽です。
〇季節野菜を2つの異なる食感で
「かぶと鶏肉のみぞれ煮」

秋に旬を迎えるかぶは、なんといってもその甘さが魅力。食べ応えのあるサイズに切って鶏肉と煮込んだら、食感がとろっとやわらかに。さらに仕上げにすり下ろしたかぶをかけると、さっぱりといただけます。
1つの料理に、2つ食感が交わる楽しさで、満足度も十分です。
・格子鉢 黄瀬戸
〇根菜の楽しい歯ごたえ
「さつまいもサラダ」
「れんこんの炒め煮」

いつもはじゃがいもで作るポテトサラダ。秋はさつまいもに変えて作ってみませんか。
さつまいもで作るポテサラは、ほのかに甘く、こくのある秋味に。落ち着いた色味の器に、マスタードイエローがよく映えて、目でもごちそうを味わえます。
シャキシャキの食感がたまらないれんこんは、炒め煮がおすすめ。シンプルに素材を味わえて、歯ごたえがよくて食べ応えもあるから、それだけで口の中が幸せです。

さつまいもサラダは、角切りにした芋を、少し残しておいて最後に加えるのがポイントです。マッシュした芋のクリーミーな食感と、ほくほくの芋感、両方が交わって、よりおいしくいただけますよ。
・木瓜取鉢 黒
・【WEB限定】中尾万作 黄サビコマ 小鉢
〇ジューシーで香り豊か
「舞茸のガーリックステーキ」

根菜とは異なる独特の食感で、おいしくいただける山の恵み、きのこ。
ガーリックが香る舞茸のステーキは、シンプルだけど季節のごちそうです。水分が出てきて香りや歯ごたえが損なわれる前に、さっと焼き上げるのがポイントです。持ち味の風味を活かつつ、ジューシーに仕上がります。
華やかな絵付けの器に盛りつけたら、秋らしい一品に。
・藍花 楕円鉢
主役になれる汁もの
〇きのこづくしで満腹!
「豚バラと3種のきのこ汁」

風味豊かな秋の実りをふんだんに使った、季節ならではの汁もの。きのこは贅沢に、数種類を使いましょう。
豚肉を少し入れると、食べ応えが増し、味に変化も加わって、飽きずに最後までいただけます。汁と合わせる前に、具材を炒めておくひと手間で、うま味が凝縮されて、風味も豊かになります。
きのこがおいしそうに映える赤い汁椀に盛りつけてしょうがを添えたら、食欲をそそる、贅沢な季節の汁もののできあがりです。
〇旬の野菜がごちそうの
「けんちん汁」

根菜がたっぷり入った「けんちん汁」。具材が旬を迎えると、おいしさは一層増して、格別です。
野菜を好みの切り方で揃えると、見た目もきれいに仕上がります。薄切り、乱切り、食べ応えを出すのに大きめに切るのもおすすめです。うま味がしっかりと出て、白いごはんがよくすすみます。
野菜の種類や切り方を変えて、何度でも楽しめる汁もの料理です。
・ピオニー飯碗 レッド
・木製箸置き

土鍋でごはんを
炊きましょう

今年は、改めてお米の大切さを感じる年になりました。
収穫の恵みには感謝して、少しでもおいしく、大事に味わいたいもの。そんなときは、ぜひ土鍋で炊くのがおすすめです。
お手入れなどのひと手間はありますが、炊きあがりは炊飯器よりも早く、ふっくらつやつやの、抜群においしい白いごはんが炊けます。
土鍋のごはんを家族で囲んでいただくのも、秋ならではの食卓の楽しみです。
・波佐見焼手塗り飯碗 赤
・萬古焼 ごはん鍋 オフホワイト
・メープルディンプルしゃもじ L型
番外編
よくばりにごはんを味わう
丼もの