大きなマグでたっぷりと
自分好みのポタージュ
寒さが極まる2月。静かに春の訪れを待ちわびる季節です。
新しい季節を、足取り軽やかに迎えるために、体も心も整えて、この寒さを元気に乗り切りたいもの。
あたたかいスープは、そんな時期の体をやさしく、芯からじんわりと温めてくれます。
たっぷりと野菜を摂ることもできて、食べ終えるころには、体だけでなく心も、ぽかぽかとごきげんに。
春に向かう時期を、心地よく満たして、すこやかに過ごすための、スープのある食卓を提案します。
お腹をやさしく満たしてくれるポタージュは、大きなマグに注いで、手のひらでそっと包み込んでいただきたいスープ。季節の野菜や、好きな野菜で作って、彩りがきれいなのも、目においしく気分が上がります。
シンプルにオリーブオイルをかけていただくと、まろやかにおいしくなりますが、クルトンやフライドオニオン、ツナ、オイルサーディンなど、自分好みのトッピングを重ねて、食感や味わいの変化を楽しむのもおすすめです。パンを何種類か用意して、浸しながら食べるのも楽しみ方。その日の気分で楽しみましょう。
ごろごろ野菜の力と
食べ応えで元気に
まだまた根菜がおいしい時季。ごろごろとした野菜が盛りだくさんの、和風だしのスープは、ヘルシーで栄養たっぷりの元気の素。透き通った和風のだしには、野菜から出た旨みがしっかりと溶けだして、やさしいこくが加わります。だしをとるひと手間を加えると、より深い味わいになりますよ。
具材は、大きさを揃えて丁寧に切りましょう。見た目に美しく、おいしそうに仕上がります。あたたかみのある色のボウルに盛りつけたら、一足早く春の気配を感じる、明るい食卓に。
さらに食べ応えが欲しいときは、そばを添えて、つけ汁風にいただくのもおすすめです。麺類やごはんと組み合わせると、満足感のある立派なごはんとしていただけます。 好みの飽きない食べ方を見つけて、楽しみましょう。
コトコト煮込む時間も楽しむ
冬のごちそう
寒い時季にキッチンに立つ時間は、火のぬくもりを感じられる心地よいひととき。鍋から立ち上がる湯気や、おいしい香りが広がるのを感じながら、ひと手間かけて、じっくりとスープを煮込むのは、この季節ならではの贅沢な楽しみです。
ごろっとした豚肉も、おいしさがぎゅっとつまった季節野菜のカリフラワーや玉ねぎと一緒に煮込むことで、その旨みを吸って、ほろりとやわらかくなります。鍋のなかで少しずつおいしくなっていくスープを眺めていると、でき上がりが楽しみで、キッチンに立つ時間を忘れて温かい気持ちになります。
コトコトと煮込まれた存在感のある豚肉が主役の、こくのあるスープは、立派なおかず。 お腹のそこからじんわりと広がる満足感が、明日も元気にがんばろうという活力になります。
一日の終わりに
気持ちを切り替える一杯とともに
一日の終わり、がんばった自分の気持ちを切り替えるひととき。お酒を愉しむ時間にも、温かなスープはおつまみとしてやさしくいただけます。
こんがりと焼いた鯛を、細かく刻んだ野菜と一緒に。野菜を細かく刻むと、すぐに火が通りやすいから、時間をかけずにさっと作れて気楽です。 疲れて少し食欲がない時も、のどを通りやすく、寒さでぎゅっと縮こまった体を、内側からやさしくゆるめてくれます。
疲れをいやして、自分のきげんをとるための大切な時間を過ごせたら、また次の日を、新しい気持ちで元気に過ごす切替えにつなげられますよ。
春へ向かう
小さなしつらえの楽しみ
スープの時間をよりごきげんにしてくれるのが、器やファブリックなどの「しつらえ」です。
木の器やカトラリーでぬくもりを感じたり、あたたかみのある質感や、明るい色のボウルを選んで、一足早く食卓で春を感じてみたり。お気に入りのリネンを一枚敷くだけで、寒い日の食卓にも、軽やかさがでて、ぱっと明るさをもたらしてくれたりもします。
軽やかな春へとつなげてくれる、スープの食卓を楽しんでくださいね。




