12月に入り、少しずつ年末の慌ただしさを感じる今日この頃。そろそろ、お正月の準備を始めませんか。家族揃って元旦におせちを囲むという行事は大切にしながらも、少し気楽に楽しめる小さなおせちをご紹介します。
おいしいを分け合う
小さなおせち

いつもは重箱に盛りつけるおせちを、少しずつ食べきれる量だけ盛りつけてみませんか。紅白なますを高台の小鉢に盛りつけたり、屠蘇器を取り入れたりすることで特別感を演出します。蓋付きの陶箱には一段ずつおせちを盛って。さらに、祝い膳らしい赤いプレートで、華やかさを加えます。ふだんから使っている取り皿や小皿、小鉢に、陶箱や高台など、少し見栄えがする器を組み合わせると新鮮に楽しめそうです。
小ぶりなお重がちょうどいい

二段の陶箱をひとり一段ずつ使ったおせちは、詰めるのもいただくのも楽しいおせち。すっきりとした白は、おせちの色を引き立て、よりおいしく見せます。取り皿には、根引き松と福の文字をあしらった、縁起の良いデザインを取り入れて。白い器のコーディネートは、清らかな気持ちで新年を迎えられそうです。
お正月のテーブルコーディネート

白木がすがすがしい洋風スタイルのコーディネート。木製のトレーに紅白の懐紙をひくことで、ぐっとお正月らしさが高まります。葉っぱ型や花型など、器の形にバリエーションを持たせると、メリハリのある食卓に。

洋風のリーフオーバル皿を使って、自由な発想で楽しむおせち。オーバル皿に乗せた葉っぱ型の小鉢と箸置きのトーンを合わせて、統一感を出します。マットな黒の高台は、コーディネート全体を引き締める名脇役です。
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波佐見焼 高台小鉢 黒

輪花型の赤い取り皿がぱっと目を引く、紅白コーディネート。赤い器は、伊達巻の黄色や田作りの茶色など、おせち料理との相性も良く、お正月などのおめでたい席に活躍します。コーディネートが単調にならないよう、脚付きの小鉢を組み合わせて立体感を出すのもポイントです。
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波佐見焼 三つ足輪花小鉢 白磁