©【中野博安】扶桑社 haru_mi 2019年秋号

バナナクレープレモンソース

仕上げにかけるレモンソースの、さわやかな酸味があとを引く大人の味。

バナナはさりげなくクリームの中に入れました。このクリームは、バナナブレッドやシフォンケーキなどほかのおやつにかけてもおいしいし、食パンやブリオッシュにはさむだけでうれしいおやつになります。

材料（作りやすい分量）

1

クレープ生地を作る。ボウルにそば粉、グラニュー糖、塩を入れ、泡立て器でよく混ぜる。中央をくぼませて卵を割り入れ、卵黄も加えてなめらかになるまでよく混ぜる。牛乳を少しずつ加えてよく混ぜ、溶かしバターも加えて混ぜる。ラップをかけ、冷蔵庫で1時間以上休ませる。
2

フライパンを熱し、バター少々（分量外・またはサラダ油）をペーパータオルでなじませ、クレープ生地を流し入れ、手早くフライパンをまわして全体に薄く広げる。中火～弱火を調整しながら生地のまわりが薄く色づいたら周囲をはがし、裏返して裏面も焼く。残りも同様にして焼く。
3

バナナクリームを作る。ボウルに生クリームを入れ、グラニュー糖を加えてハンドミキサーで8分立てくらいに泡立てる。つぶしたバナナを加え、ふわっとなるまでさらに泡立てる。
4

レモンソースを作る。鍋にレモン汁（好みでレモンの皮も）、グラニュー糖を入れて火にかけ、煮立ったら、小さく切ったバターを加えて溶かし、軽くとろみがついたらコアントローを加える。
5

冷めたクレープ生地の中央にバナナクリームを広げ、クレープを折りたたんで器にのせる。レモンソース適量をかける。残りも同様に。